時間が経つのと同じで
私の体を蝕む病魔も進んでいた。
文化祭当日。
朝から激しい頭痛があった。
でも、今日だけだから。
今日行けばもう、入院するんだから。
だから、耐えて…自分。
学校に着いてからは
痛みあったけど、何でもないふりをした。
あまり、心配をかけたくない。
忙しそうだし。
思ってたより色んな人がカフェにきてくれて、好評だった。
私も裏役として、せっせと動いていた。
時々深呼吸をしながら。
時々めまいがして、倒れそうになったけど必死に堪えた。
「奈央、大丈夫?」
こうしてちょくちょく友美が
心配して声をかけてくる。
「ん、大丈夫だよ」
本当のこと言えば、
友美は自分の仕事放り投げて
私のことを優先するから。

