ヤンキーな彼にベタ惚れ。




「わかった。何度も言うけど無理はしないこと。わかった?」



笑顔になった北条先生を見て
安心した。

でも、文化祭が終われば
私は病院での闘病生活か。
嫌だな…でも、約束したから。


少ししてパートから
帰ってきたお母さんが来た。

病院に搬送されて帰るとき
いつも迎えに来てくれる。

私、いろんな人に迷惑かけてるな。
だからこそ入院しなくちゃいけないね。




「お母さん。今日ね北条先生と約束したの」


「約束?」



帰り道、隣を歩くお母さんに
話す。




「文化祭が終わったら入院するんだ」


お母さんは何も言わずに、
頷いた。




そうしたら、本当に、葵には会えなくるんだろう。



悲しいけど、それで良かったんだ。
葵を見てると好きが溢れて
苦しくなる。