ヤンキーな彼にベタ惚れ。



「先生には分かんないよ…」



「え?」



私がボソッと呟いた言葉は
北条先生にはっきりと聞こえたらしい。




「死に怯えながら生きる私の気持ちや健康な人が羨ましいって思う私の気持ちなんて先生にはわかんないんだ」



ひどいことを言ってることは
分かっていた。


だけど、思うんだ。
いつも楽しそうに笑って
病気なんてかかったこともないような人、
悪いことをしたのに普通に暮らしてる人、
そんな人たちを見てると妬ましくなって

そんな風に感じてる自分が嫌になる。






そう思うたびに、
寿命が縮んでる気がするの。