ヤンキーな彼にベタ惚れ。




そんな友美を見て、思わず笑ってしまった。


「なんか、私死ぬ寸前だったみたいな雰囲気にしないでよ〜」


なんて言いながらも、
きっと私はこんな些細な事で
いつか死んでいくんだろうな、と思った。




「もー心配したんだからぁ」



そう言ってついに涙を流す友美。

友美…ごめんね、心配かけちゃって。



「ごめん、ごめんね、友美」




こんな風に心配かけるのは
これが最後ならいいのに。
でも、そうはいかないんだろうな。



「…謝らないで!奈央が悪いんじゃないんだから」



友美は優しい。
今までも本気で私を怒ったことはなかった。




「ありがとう」



しばらくして、北条先生が入ってきた。




「あ、先生。ごめんなさい、また来ちゃいました」


ここに来るたびに、
先生に迷惑かけちゃう。