ヤンキーな彼にベタ惚れ。


でも、どうして一日入院すること知ってるんだろう?

入院を伝えられた時みんないなかったし
しかも退院の時間まで…

そんなことを考えていると。




「あれ、俺の姉貴だから」




え?姉貴?
あれって…ん?


「北条先生?」


確かに苗字一緒だけど。




「ああ、実の姉」



…ま、まじ?
言われてみれば似てる、かも。
口元とか特に。





「うわ〜、偶然だねぇ」


兄弟そろって、綺麗なんだなぁ。
本当羨ましいことだわ。






「じゃ、帰るぞ」




そう言って私の手をとる葵。
ふふ。私はその手を握った。


葵の手は大きくて、温かくて
本当に頼りになって安心する。