「奈央!」 意識が戻ると、真っ白な天井が 目に入った。 ここ…病院か。 私を呼ぶ声はお母さんだった。 「奈央ちゃん?ここわかる?」 その隣には北条先生がいた。 ああ…私この病院に運ばれたんだ。 「…私、意識が…」 あれ、みんなは…? 周りを見渡すけどみんないなくて。 「ああ、友美ちゃん達は帰ったわ。目が覚めるまで待つって言ってたけど、もう遅いから」 そっか… そうだよね。 なんだか、寂しかった。 「奈央ちゃん、こういうことこれから増えると思う」 北条先生が言った。