「今からどっか行くか」
葵の言葉は正に今私が欲しかった言葉だった。
だって、このままバイバイなんて
嫌だったし。
「行く!」
とりあえずお腹すいたということで
近くのファミレスにきた。
「葵って何だかんだ私に優しいよね!」
一緒にいてそう感じる。
雰囲気がもう優しいもん。
「普通だろ」
しれっと答える葵。
本当優しいよ。
一緒にいるだけで安心する。
付き合った今でも
好きは溢れ出すよ。
この幸せがこの先ずっと
変わらずに続く。
そう、思ってた。
…思ってたんだ、この時までは。
もう、十分傷ついたし苦しんだ。
だからもう幸せばかりだろうって
勝手に思い込んでいたんだ。

