ヤンキーな彼にベタ惚れ。



学校に着き、葵と別れたら
また気持ちが悪くなってきた。

教室に戻り机に顔を伏せる。
頭がぐるぐる回る。

うう…
吐きそう…。





「奈央?どしたの?」



そんな私を見て心配そうな声を出す友美。


「んー…体がだるくて」



顔を上げる気にもなれないくらい
調子が悪かった。



「大丈夫ー?保健室行く?」



「んーん、大丈夫…学校終わったらお母さんと病院行くから」



学校終わったら、
お母さんに連絡しなくちゃ。




「無理しないでね、なんかあればちゃんと言うんだよ?」



「はぁい、ありがとう」






それからテストは必死に受けて、
なんとか終わった。

葵に教わったとこばっかり出たし
自信は、まぁまぁある。



「じゃあ、気をつけるんだよー!」



友美はそう言って教室を出て行った。
私はお母さんに連絡してそのまま
病院行くからと、先に帰ってもらった。





お母さんは

『今から行くから、校門の前にいて』

と言ったので、私は校門まで行った。




30分くらいしてお母さんが来た。






「ごめんね、遅くなっちゃった」




小走りできたお母さんは
申し訳なさそうに言ってきた。