「別に。とにかく、明日からもう少し長くしとけ」
えっ、えーーーー!!!
だって、暑いし…
葵って露出嫌いなのかな?
いや、露出してるつもりはないけどさ。
「どうして?」
私が聞くと、
涼太先輩が割り込んできた。
「あーあ、分かっちゃった〜。葵って
意外と独占欲強いのな」
なんてニヤニヤしながら言う
涼太先輩。
そんな涼太先輩を睨みつける葵。
「るっせー」
葵はその後もずっと不機嫌で
私は教室に帰っても考えていた。
「愛されてるねぇ」
友美が冷やかしの目で
そう言ってくる。
「えっ、なぜ?」
今のことで、なぜそうなるの?!
「もーーー鈍感女がここまでくるとうざい!!」
はいぃぃぃぃぃぃぃ?!
う、うざいですと?!
私のガラスのハートが…。
「自分以外の男が奈央のこと下心丸出しで見るのが嫌なのよ、葵先輩は!」
えーーーー?!
下心丸出しでって…
「ないない!私のことそんな風に見る人なんていないよ!」
もー笑えちゃう。
そう、笑おうとしたとき友美の盛大なため息が聞こえた。
「無自覚鈍感女」
友美はそう言って前を向いてしまった。
なぜ、友美まで怒るのよぉぉぉぉ〜

