「やーおかしいっ…ふふ。あーダメダメ、落ち着く」
と、深呼吸をする友美。
少し間をおいてようやく落ち着いた様子。
「それ、いわゆるヤキモチだよ!ヤ・キ・モ・チ」
ヤキモチ?!
葵が?!
「まぁ、独占欲の現れかなぁ。あんたみたいな無自覚な鈍感な子の世話なんて、葵先輩も気の毒だわ」
世話って…!
気の毒って!
どういうこと!!?
その頃、二年では。
「葵くーん」
「葵ー」
と、何人もの女子が俺を呼ぶ。
でも、フル無視。
めんどい、うざい、うるさい。
本当、俺って女子に冷たいと思う。
…あいつ以外には。
あいつかー…
とか、思い返してみる。

