「えっ、えええ?!」
朝、学校に行く途中のこと。
いつも通る公園があるのだけど、
その公園の前に見慣れた姿があって…
その人が誰だか分かると、
私は声を出さずにはいられなかった。
だって、そこにいたのは
葵だったから。
葵は私に気付くと、
あくびをしてから近づいてきた。
「…なんで、いつもこんな早ぇんだよ」
眠いのか少し不機嫌な葵。
いや、そうじゃなくて!
「どうしてここにいるの?!」
葵は地元ここじゃないでしょ?
私もここから電車に乗って学校行くのに。
「はぁ?わかんねーのかよ」
すると、さらに不機嫌になる葵。
わかんねーのかよ、って
「わかんない!」
分からないよ!
葵はそんな私を見て、
はぁ、とため息をつく。
私、葵にため息つかれてばっかじゃない…?

