葵は私の手を引っ張って人気のない通路に私を連れてきた。
「あのなぁ…」
葵が私を壁に追いやり、私の顔の横に腕をつけるという感じになる、なぜか。
ということは、顔は近いわけで…。
「もしかして、今初めてわかったのか?」
ん?
何を?
首を傾げると、「はぁ」とため息をつく葵。
「…守ってやるって言ったよな?」
なぜか声が普段より低い葵。
声が低いのは怒ってる証拠でもある。
な、なぜ?!
「うん…」
「補習だって付き合ってやったよな?」
「うん」
「今日のことデートっつったよな?」
「うん」
「俺の女つったし、可愛い彼女って言ったの聞こえてたよな?」
「うん…」
なぜか尋問されてる私。

