「わりーかよ」
少し照れたような葵先輩。
わぁっ!可愛い!
じゃなくて!
「すっっごく嬉しいです!幸せです!」
これは友美に報告決定だな!
「つかさ、」
葵先輩が水を一口飲んで私を見る。
「"先輩"ってのやめたら?」
そう言われて、私の口はぽかんとなった。
最近口ぽかんと開けること多すぎ!
癖なの?
「後、敬語も」
私が『葵』って呼んで、しかもタメで
話していいって…
な、なんか照れるんですけど!!
でも、その方が恋人らしいし…
なんかいいよね。
「わ、わかりまし…あ。分かった!」
思わず敬語を使いそうになって訂正する。
「ん」
と、満足した様子の葵先輩。
…じゃなくて、葵。
「葵ってたったの3文字だけど緊張する!照れる!」
今までずっと長い間、"葵先輩"って呼んでたからなぁ…。
「好き、はすぐ言えんのに?」
意地悪そうな笑みを浮かべて
聞いてくる葵先輩。
葵先輩って、時々意地悪だよね…

