ヤンキーな彼にベタ惚れ。






「友美は彼氏とどうなの?」



最近聞けてなかった友美の恋愛話を聞いて見た。

あ!そう、友美にはもう付き合って3年目の彼がいるのだ。




「んー?普通だよ〜」




コーヒーを飲みながらの答える友美。
うわ〜余裕そうだなぁ。




「…好きとか言ってくれる?」





3年たったらどうなんだろう?
やっぱり付き合ってるってことは好きってことだから、言ってくれるのかな?




「まー…記念日とか喧嘩して仲直りした時とかには」




そういうもんなんだぁ…




「まぁ、私たちはさ付き合って3年たつから…なんてゆーのかな、もう言葉にしなくても分かる、みたいな」




友美が羨ましかった。
私も葵先輩のこと見てるだけで気持ちがわかったらいいのに…。

そしたら悩まないのにな…





「あれだよ、奈央は考えすぎ。ってか分かってないよ」




分かってない?
何を…?




「だって…言葉にしてくんなきゃまだ分からないよ」



葵先輩と普通に喋ってるだけでも奇跡だと思ってたんだから。




「告白の仕方なんて人それぞれだよ?好きだから付き合ってくださいって言うのが普通だとは限らないってこと!葵先輩みたいに守ってやるっていうのが告白だったりもするの。それを不安だとか信じてあげないでどうすんの」





ズバッと言われて何も言い返さなかった。
確かにその通りだ。

でも…私はやっぱり好きって言って欲しい。

やっぱり、わがままなんだなぁ…。