帰り道。 前をスタスタ歩く葵先輩。 昨日までは私の横を歩いてたのに。 車道側を歩いてくれてたのに。 そんなさりげない優しさが今日は…ない。 振り向いてもくれない葵先輩。 なんか泣けてきちゃった… 私は立ち止まって涙を流した。 葵先輩っ… どうして怒ってるの? 私何かした…? 立ち止まってる私に気づかず歩いていく葵先輩。 「…ぱいっ…葵、先輩っ…」 迷子になった子供みたいに泣きじゃくる私。 そんな私の声が聞こえたのか、葵先輩の足が止まった。