ヤンキーな彼にベタ惚れ。






「はぁ、バカ?お前どうしたらそんなバカになれんの?意味わかんねぇ」


補習が始まって五分。
葵先輩は呆れたような顔で私を見る。
貧乏ゆすりしてるし…



「ううっ…ごめんなさい」



怖すぎる。
葵先輩ってスパルタなの?!





そんなことより、ヤンキーなのに勉強が出来るなんてギャップですよね?!


んー、考えたら最近葵先輩のヤンキーっぷりがちょっとおさまってきたのかな?なんて考えていると




「他のこと考えるとかいい度胸してんな」


と、真横から黒いオーラを感じて恐る恐る葵先輩を見ると、
それはもう恐ろしい形相で私を見ていた。


や、やっぱりヤンキーは健在でした。




「が、頑張ります!」



じゃなきゃ、本当に怖い!!




それから二時間必死に英語を勉強して、終わった頃にはグッタリしていた。





昨日の数学より過酷だった…
この瞬間、私は英語が一番嫌いな科目になった。