ヤンキーな彼にベタ惚れ。






「葵先輩…」



私はとぼとぼと葵先輩の座る席へと歩いた。

そのまま葵先輩の隣に座る。



「お願いします…」


デートが出来なくなったショックと
葵先輩と二人きりで、勉強を教えてもらえるという嬉しさが半々。


「…さっさと終わらせるぞ」



こうして、二人きりの補習は始まった。




葵先輩の教え方はとても上手くて、超がつくほどのバカの私でも簡単に理解が出来た。

それに、教えてもらうときたまに葵先輩の手が私の手に当たってドキドキする。





「お前…相当のバカだよな」




なんてきついことも言われるけど気にしない。
バカなのは事実だし、葵先輩になら何言われても全然平気!



「九九は言えんの?」



バカにもされるけど、
バカだから別にいい。




あ、九九は本当に言えます。