次の日の朝


朝起きてベッドから出てスマホを見ると光っていた。
見てみると大樹から

〝おはよう〟

と入っていて

あぁ、昨日のことは夢じゃないんだって改めて実感する。

私は上機嫌で

〝おはよう!〟

と入れた。


なんだかこそばゆいようなそんな感触に襲われた。

そういえば次の試合の日程を聞くのを忘れていて急いで聞く。


〝来週の土曜だよ!何?見に来てくれるの?〟

普段あまり記号を使わない大樹が、今はがんばって記号を使っていて...


「なんだか...会いたくなってきちゃったなぁ」

そんなことを思わずつぶやいていた。

昨日会ったばっかなのに...
はずかしい...!