「大丈夫かなぁ。負けちゃわないかなっ…」

華は早くも不安に駆られていた。

「いや、絶対勝つよ。だって…大樹と約束したし。」

私は自分が思ってるよりも案外力強く言った。


勝ったら…願いごと私に叶えてもらうんでしょ?
負けたら承知しないんだから…