んなっ!
まって!顔近っ!近っ!

「ば、ば、ばかっ!こわくなんかないってばっ!」

私は焦って大樹から離れる。

そういえば、神社に今いるのは私と華と大樹と海斗くんだけ。
ふと時計を見ると集合時間からまだ全然時間がある。

「なんでこんな早く来たの!?!?」

「えぇ!だって楽しみじゃんっ」

華は満面の笑み

「華のばかぁ…」

んもー…
やだな…こんな暗い神社。

でも、大樹さっき…
守ってくれるって言ってたもんね。
ちょっとくらい安心してもいいのかなっ…