瑞穂side...

バスを降りて、ホテルの部屋に入る。

今日のホテルはとても高くて、大きな窓がある。
そこから見る景色はとても綺麗だった。

私は外の景色を見ながら今日のことを振り返る。


來美ちゃんが大樹の事好きってこと。

そして...


_____「今日の自由時間俺らの部屋来い。話ある。」___


バスで言われた、大樹の言葉がすごく心に残っている。

いつも明るくて元気な大樹とはかけ離れてて、すごく真面目な顔をしてて...

「大樹...あんなに声低かったっけ...」


大樹、実は私が思ってたよりずっと大人なのかも...
おいてかれてるなぁ...