「もうすぐホテルつくわよー!荷物持ってねー!」


「瑞穂...」


きょとんとした顔で俺を見る瑞穂。
だけどやっぱりどこか、悲しそうな顔をしてた。


「今日の自由時間...俺らの部屋来い。話ある。」

「えっ...」


瑞穂が驚いた顔をする。

「絶対...来いよ」


瑞穂にこんな顔させてらんねーからな...