いつもの時間に学校に着くと教室にはもうクラスメイトがたくさんいた。

「瑞穂!ほら!ここ座って!」

片手にくしをもちながら椅子をバンバン叩く華。
やりたいことはなんとなくわかる。

私達は一番最初の店番。
準備は今から。
つまり華がやりたいことは...

「ヘアアレンジするからっ!はよぉ!」

ですよね。
うん。だよね。

「わ、わかったよ...」

気迫が...
もう華のバックに炎が見えるよ...