「そうか?俺はしたぞ。」

「しれっというなっ!」

海斗って意外と肉食なんだな...

俺って瑞穂が言う通りへたれなのか...?

でも、傷つけたくないもんな。
とかいいつつプラネタリウムで我慢できなくて...思わず...

「大樹。顔赤い。」

「はっ!?」

いや違う。
俺は別にそんなプラネタリウムのことを思い出して恥ずかしくなってる訳じゃねーぞ...!

「まぁ。大樹も幸せそうで何より。お互いがんばろうな。」

「あぁ」


俺も瑞穂が隣にいて変われた思う。
辛いことは全部あの笑顔でぶっ飛んでしまう。
無邪気でくしゃっとした笑顔。
向日葵のようだ。
俺は...その笑顔をずっと守りたい。