しばらく、思考回路が停止。

「大樹...?」

「へたれなんて言うから...お返しだばーか。」

大樹も自分のしたことが恥ずかしいのか私からさっと目をそらした。

私の初めてのキス。
その相手は大樹。

なんて幸せなことなんだろう。


そのあと見たプラネタリウムはすごくきれいで。
私の胸はさらにときめいて。

気づいたら私の右手と大樹の左手はしっかりつながれていた。