駅に着くとずっと寝ていた大樹はすごく元気だ。

無邪気。

その言葉がぴったりだ。

「プラネタリウム♪プラネタリウム♪」

なんか女の子みたいなんだけど...

「楽しみだなっ!」

満面の笑みを私に向ける。
思わず胸がキュンとしてしまう。

「うん、すごく楽しみ!」

そしてつられて笑顔になる。

2人で手をつないでしゃべりながら歩いていたらあっという間にプラネタリウムについていた。