こうして、俺と瑞穂は二人きり。
机を正面に向けあいっこしてくっつけて。
二人で日誌を書いた。
「...わりーな」
なんだか謝るのがはずかしくて俺はそっけない謝り方をしてしまった。
「私も。ごめん。嫌がらせとか言っちゃって...」
なにこいつ。
そんなこと気にしてたのかよ...
「別にいーよ!嫌がらせはいつもしてるし、しゃーねーよ!」
「ふふっ、そっかぁ。ありがと!」
俺はその時の瑞穂の笑顔に胸がきゅーとしまって。
頭がなんだか朦朧として。
とにかくなんだか、この笑顔を独占したいと心から強く思ってしまった。
こんなガキなのに。
そんなことを思ってしまった。
それから告白もせずに卒業。
中学がバラバラになった。
中学に入って、それなりに恋もした。
彼女だっていた。
でも俺は...
瑞穂のあのときの笑顔がずっと忘れられなくて...
ずっと会いたいと思っていた。
ずっと、ずっと何年も。
4年越しの片思い。
すっげー恥ずかしい。
でもずっと忘れられなかった。
机を正面に向けあいっこしてくっつけて。
二人で日誌を書いた。
「...わりーな」
なんだか謝るのがはずかしくて俺はそっけない謝り方をしてしまった。
「私も。ごめん。嫌がらせとか言っちゃって...」
なにこいつ。
そんなこと気にしてたのかよ...
「別にいーよ!嫌がらせはいつもしてるし、しゃーねーよ!」
「ふふっ、そっかぁ。ありがと!」
俺はその時の瑞穂の笑顔に胸がきゅーとしまって。
頭がなんだか朦朧として。
とにかくなんだか、この笑顔を独占したいと心から強く思ってしまった。
こんなガキなのに。
そんなことを思ってしまった。
それから告白もせずに卒業。
中学がバラバラになった。
中学に入って、それなりに恋もした。
彼女だっていた。
でも俺は...
瑞穂のあのときの笑顔がずっと忘れられなくて...
ずっと会いたいと思っていた。
ずっと、ずっと何年も。
4年越しの片思い。
すっげー恥ずかしい。
でもずっと忘れられなかった。

