瑞穂side...
試合が始まって10分。
私は気づいている。
大樹が試合に集中していない。
周りに雑念が飛んでるのはいやってほどわかる。
「大樹...」
一体何があったの...
大樹の表情も息詰まっている。
ウォーミングアップに行く時はあんなに笑顔だったのに...
ウォーミングアップ中に何かあったの...?
いろいろな可能性が頭をぐるぐるする。
仲間からのパスも受け取れない。
うまくパスも回せない。
同点のまま、前半が終了。
休憩時間に入った。
ぴろりろりん♪
休憩時間に入ったのと同時に私の携帯が鳴る。
「メール...」
來美ちゃんから。
修学旅行中に連絡先を交換したのだ。
〝サッカーの試合見に来てる。
ちょっと観客席来なさい。〟
えっと...
誰ですか...
まさか別人...?
観客席の方を見るとみるからにオーラの違う人が。
それは間違いなく來美ちゃん。
でもなんか...
もはや別人じゃないですか...?
試合が始まって10分。
私は気づいている。
大樹が試合に集中していない。
周りに雑念が飛んでるのはいやってほどわかる。
「大樹...」
一体何があったの...
大樹の表情も息詰まっている。
ウォーミングアップに行く時はあんなに笑顔だったのに...
ウォーミングアップ中に何かあったの...?
いろいろな可能性が頭をぐるぐるする。
仲間からのパスも受け取れない。
うまくパスも回せない。
同点のまま、前半が終了。
休憩時間に入った。
ぴろりろりん♪
休憩時間に入ったのと同時に私の携帯が鳴る。
「メール...」
來美ちゃんから。
修学旅行中に連絡先を交換したのだ。
〝サッカーの試合見に来てる。
ちょっと観客席来なさい。〟
えっと...
誰ですか...
まさか別人...?
観客席の方を見るとみるからにオーラの違う人が。
それは間違いなく來美ちゃん。
でもなんか...
もはや別人じゃないですか...?

