そしてその気持ちのまま試合の日

瑞穂はグラウンドに近い位置から見ている。

独占したい。
瑞穂を...
抱きしめたい。
俺のものなんだよ瑞穂は。

俺は瑞穂の元へ行く

「ねぇ、瑞穂お願いがあるんだけど...」

きょとんとした顔をして

「ん?なに?」

と言った。

かわいいっ...!


「ちょっと...その...抱きしめてもいい?パワー...充電...」

パワーというか、瑞穂充電したい。

「え、みんな見てる...」

ともじもじ恥ずかしそうにする瑞穂。

「見せたいんだよっ!瑞穂は...俺のだぞって!」

やばっ...
本音がぽろり...