私たちが抱きしめあってる時間に相手校のウォーミングアップが終わる。
「大樹、ウォーミングアップ。ちゃんとしなきゃ」
私は大樹の背中をぽんぽんと叩く
「そうだな...よっしゃっ!充電完了!いってくるわ!」
「うんっ!がんばって!」
そう言って大樹は走っていった。
さわやかな笑顔。
大好きなサッカーをやっている大樹のことが大好きだよ。
幸せだな...
「瑞穂。なににやけてんの。」
どこか聞き覚えのある声。
「あ、凌雅くん。」
あ、相手校だった!
「おい、俺が相手って忘れてただろ!」
え、なんでわかるの...
「そ、そんなわけないじゃん!」
「ばか。顔に書いてあるぞ」
と言われデコピンをされる。
「いったぁ...!なにすんのよっ」
「ぶはっ...!ふくれっつらー!ぷくぷくー」
なっ...!
「誰のせいだと思ってんのバーカ!」
「あは、ごめんごめん...試合...さ」
笑っていたと思ったらいきなりまた真面目な顔になる。
まったく凌雅くんがわからない。
「おれ...勝ったら...さ...。ってやっぱなんもない!じゃっ!」
凌雅は何かを言おうとしていたみたいだけど自分の学校のところへ戻っていった。
「大樹、ウォーミングアップ。ちゃんとしなきゃ」
私は大樹の背中をぽんぽんと叩く
「そうだな...よっしゃっ!充電完了!いってくるわ!」
「うんっ!がんばって!」
そう言って大樹は走っていった。
さわやかな笑顔。
大好きなサッカーをやっている大樹のことが大好きだよ。
幸せだな...
「瑞穂。なににやけてんの。」
どこか聞き覚えのある声。
「あ、凌雅くん。」
あ、相手校だった!
「おい、俺が相手って忘れてただろ!」
え、なんでわかるの...
「そ、そんなわけないじゃん!」
「ばか。顔に書いてあるぞ」
と言われデコピンをされる。
「いったぁ...!なにすんのよっ」
「ぶはっ...!ふくれっつらー!ぷくぷくー」
なっ...!
「誰のせいだと思ってんのバーカ!」
「あは、ごめんごめん...試合...さ」
笑っていたと思ったらいきなりまた真面目な顔になる。
まったく凌雅くんがわからない。
「おれ...勝ったら...さ...。ってやっぱなんもない!じゃっ!」
凌雅は何かを言おうとしていたみたいだけど自分の学校のところへ戻っていった。

