私は急いで髪を直す。
普通にだってありえないでしょ!
こんなんでよくゆっくりしようだなんて思えたな!!!
馬鹿だな自分っ!!!

「直った…あ!着替えなければぁ!」

てか大樹絶対こんな意識してないよね…
絶対こんな意識してるの私だけだよね…

なんかすっごい恥ずかしいんだけど…!!

「瑞穂ーなんか今日はいつにも増して慌ただしいわね…何かあったの?」

こんなこと母に言えるかっ!
絶対無理!
だって家族ぐるみだよ!?
お母さん余計なことしかねないし…

「な、なんもないっ!着替えて来るっ!」