「夜の海ってロマンチックだね!!」

「ッフ、ロマンチックかぁ、(笑)」

何か笑われちゃった…
な、なんで?

「私、変なこと言った?」

「いや。」

「……」

「……」

沈黙…。う゛~

「ど、どうして抜け出したの?」

「さぁな…。」

「さぁなって…そう言えば碧於君って何でわたしの事名字呼びなの?」

「なんでなんやろなぁ…」

「あれ?碧於君関西弁なんて珍しいね。」

「琉がまとわりついてるからじゃね!?(笑)」

「そんな事言っちゃって~琉が知ったら泣いちゃうかもよ?実際、私も琉の影響で関西弁になったりしちゃうんだけどさ!」