驚いて振り向くと、なっちゃんが笑っていた。




「なんて顔してんのよ!駅前のカフェのパフェ食べたいからついて来なさい!」



あたしの腕を掴むと、強引に引っ張るなっちゃん。



「ええっ、なっちゃん!?」



「なんか悩んでんでしょ?聞いてあげる」



そう言いながら笑うなっちゃんは、すごく頼もしくて。



「な、なっちゃあ~ん!大好き!」



優しいなっちゃんに、がばっと勢いよくあたしは抱きついた。