「はぁ………」 翌朝、あたしは教室に着くとすぐに机に突っ伏した。 あれから家に帰ってから、 蓮見くんのお家に七海ちゃんは来たのかなー、とか。 イチャイチャラブラブしたのかなー、とか考えると、全く寝つけなかった。 「実ー愛っ、おはよ!」 こんなにあたしが悩んでいるというのに、キラキラとした爽やかな笑顔であたしにあいさつしてきた悠真くん。 ………空気読めよ。