だいすきなんです、蓮見くん!




そして、今日はついに日曜日!



胸の上まである髪を緩く巻き、メイクも少しした。

お気に入りのワンピースを着て、待ち合わせ場所で悠真くんを待っている。



「あっ、実愛ー!!」



手をぶんぶんと振りながら、悠真くんが満面の笑みで駆け寄ってきた。



「おはよう、悠真くん」



「おう、おはよ」



そして、悠真くんはあたしをぼーっと見つめてきた。



ん?もしかして、似合ってないのかな…。