そんなことを言ったあたしに驚いたのか、蓮見くんは目を丸くさせていた。
そして、目を細めてふわりと微笑んでくれた。
「だめ。風邪うつっちゃうから」
「えーー!うつってもいいです、蓮見くんの風邪なら!」
やだやだ、と駄々をこねるあたしを見て、蓮見くんは困ったように笑うと、すぐにまた意地悪な表情で笑う。
そして、あたしの後頭部を引き寄せ、耳元に顔を近づけると………
「風邪が治ったら、いくらでもしてあげる」
甘く囁かれたあたしは、失神するかと思いました。
───……今日は蓮見くんの新たな一面を発見して、もっとすきになりましたとさ。

