「あたし………幸せだったんだよ。蓮見くんと、キスできて………」 心地よさそうに眠る蓮見くんは、あたしのそんな気持ちなんて全然わからないだろうけど。 すごくすごく、好きだから。 初めてのキスの相手が、蓮見くんでよかったって……そう思った。 「覚えてないのかな…」 そう呟いた瞬間、腕をぐいっと引っ張られて。 「ひゃっ……!」 な、なに!? 引っ張られた衝撃で、蓮見くんの上に上半身がもたれてしまった。 びっくりして蓮見くんのほうを見ると、すごく顔が近くて、また頬が熱くなっていく。