「冗談だから、そんな真っ赤な顔しないでよ。誘ってんの?」
「ええっ!?ちがうよ!
蓮見くんどうしたの!?」
さっきからおかしかったけど、蓮見くんがそんな大胆なことを急に口にするはずがない。
そう思って、蓮見くんのおでこに触れると……
「熱っ」
………案の定、高熱でした。
──それからというもの。
大急ぎで蓮見くんを寝かしつけ、現在は彼の貴重な寝顔をじっくり眺めているところです。
……熱のせいでキスしちゃったんだったら………忘れちゃってるのかな。
そう思うと、少し切なくなってあたしは蓮見くんの頬にそっと触れてみる。

