そして、結局蓮見くんはあたしを家まで送ってくれた。 なんて優しいの………! 彼はきっと、優しさでできている!! 「蓮見くん、送ってくれてありがとう!」 「……ん」 そのひとことだけでも、あたしの心はすごく満たされるんだよ。 最初の頃は返事すらしてくれなかったもんね! 「またデートしようね!では蓮見くんもお気をつけて!またあし───……」 言いかけて、突然ぐいっと腕を引っ張られた。 そしてすぐに聞こえてきたのは、ちゅっ、というリップ音。