「じゃあそろそろ帰ろ」 「あっ、はい!」 外を見るといつの間にか暗くなっていたので、帰ることに。 「……家、どっち」 「あ、こっち!でも蓮見くんは反対方向ですよね?」 あたしがそう答えると、蓮見くんは訝しげに眉を寄せた。 「……なんで俺の家、知ってんの」 はっ、しまった!! そりゃあ普通は知らないよね!!! 行ったことなんて当たり前にないんだし!