「う、うん。空き教室にでも行きませんか?」 「いいよ」 空き教室へ向かうことになり、1m先を歩く蓮見くんの足元を見る。 ついに、聞いちゃうんだ……。 ぎゅっと手のひらを握りしめると、ガラリとドアを開ける音がした。 「ここでいっか」 「は、はい……!」 蓮見くんのそんな声に、慌てて教室に入る。