で、も。
凛君は、これが怖かったのかもしれない。
私が、単純だからバレルのを危惧したのならば、しっかり気を引き締めなければ。
「ところで、あきちゃんはマネージャーになってくれないの?」
洗い終わったコップを、次はタオルで拭いていく。
拭いたコップは、部室の小さな戸棚に並べらて保管されている。
「それか、入る部活もう決めてる?」
「決めてはいないし、入りたかったんですが……」
顔に出るならば、凛君に迷惑かけてしまうから遠慮しなくちゃいけない。
それだったら、花音か柊の部活に入ってわいわいしたい気もする。
――それに、奏人先輩は、何も無かったように接してくれるけど、ちょっときまずい気がする。
奏先輩が優しいから、その優しさに甘えてしまっているようだし。
「せっかく足ヶ瀬先生もいるし、奏も喜ぶし入ってよ!」
「へへへ。考えてみます」
どんどん悩みが増えて行く。



