……凛ちゃん先生。その言葉に、凛君がバスケ部 にもうなじめて来ているのだと理解した。 そっか。忙しかったのか。
『それはお疲れ様です。』
そう書きこみながら、指が止まる。
凛君の事、聞いたら不自然になるのかな?
うまく言葉が思いつかなくて、適当にスタンプを 送って誤魔化してみた。
ってことは、今から凛君が家に来るかもしれな い。 もしかしたら連絡も来るかもしれない。 そう思って、携帯を握りしめた。
けれど、そんな凛君から返事は来なくて。
代わりに寝る前に来たのは、バスケボールのアイ コンからだった。
『明日の朝、昨日と同じ時間だったら会える?』
『今日は生徒を送っていくので、行けそうにな い。また明日連絡するから』
――それと同時に来た、凛君からのメール。
それが、私の心を麻痺させる。分からなくなる。
『明日も、きっと走るので会えますよ』
『OK! じゃぁ一緒に走ろう。ジャージで行 く』
いちいち可愛いスタンプを送ってくれる先輩はマ メだと思う。 凛君のメールには、絵文字も顔文字もないし。
すぐに既読がつく画面を見つめながら。
既読がつかない凛君のただのメールには、返事し なかった。 ――私も考えるのに疲れていたから。
会いに行く気力もないぐらいに。
『それはお疲れ様です。』
そう書きこみながら、指が止まる。
凛君の事、聞いたら不自然になるのかな?
うまく言葉が思いつかなくて、適当にスタンプを 送って誤魔化してみた。
ってことは、今から凛君が家に来るかもしれな い。 もしかしたら連絡も来るかもしれない。 そう思って、携帯を握りしめた。
けれど、そんな凛君から返事は来なくて。
代わりに寝る前に来たのは、バスケボールのアイ コンからだった。
『明日の朝、昨日と同じ時間だったら会える?』
『今日は生徒を送っていくので、行けそうにな い。また明日連絡するから』
――それと同時に来た、凛君からのメール。
それが、私の心を麻痺させる。分からなくなる。
『明日も、きっと走るので会えますよ』
『OK! じゃぁ一緒に走ろう。ジャージで行 く』
いちいち可愛いスタンプを送ってくれる先輩はマ メだと思う。 凛君のメールには、絵文字も顔文字もないし。
すぐに既読がつく画面を見つめながら。
既読がつかない凛君のただのメールには、返事し なかった。 ――私も考えるのに疲れていたから。
会いに行く気力もないぐらいに。



