【完】両想い予備軍 ―みんな誰かに片思い―

は、反則だ。 こんなのズルイ。

何もなかったようにコピー機の電源を落としてい く。

「このプリント、部活の人数分に分けたいんだ が、手伝ってもらってもいいかな?」

そう言われ、静かに一回頷くと、人数が書かれた プリントを見せられて振り分けを教えてもらう。

ほんの数カ月前まで、こんな風に密着して勉強を 教えて貰っていた。

なんで両想いのはずなのに、今の方が胸が苦しい んだろうか。