【完】両想い予備軍 ―みんな誰かに片思い―


私が卒業式を終えて、
やっとパケホの携帯に機種変したり、
二万もかけてストレートパーマかけたり、
合格したら連れて行ってくれるって約束したディズニーランドの雑誌買ったりしてる頃、

凛君から連絡があまり来なくなった。





凛君のお父さんとお母さんは海外の日本語学校で働いていて凛くんのおばあちゃんも働いていた。


隣で、よく預かっていたので小さなころからウチでご飯をよく食べていた。


ほとんど兄と妹のように育ってきたけど、小学生の時には、私は既に凛君が好きだった気がする。


バスケ部で部長もしてて、成績も常にトップクラスで、
優しくてカッコいいのに、私の前では眼鏡でボサボサ頭で、気を許してくれる。


かっこいい凛君を一人占めできるのは私だけ。

そう思ってずっとアタックしてきた。



やっと振り向いてくれたと思ったのに