結局、卒業時期に俺が補欠でここに合格するまで二人は俺以上にひやひやしてたから有耶無耶になった。
「はい。奏、此処に足乗せたらいいよ」
深雪は部室から、どうやら俺の足の為に椅子を探して来てくれたらしい。
キャンプとかで使う折りたたみの小さな椅子を足元に置いてくれたけど、確かに丁度良くて足への負担が軽くなった
「サンキュー」
「今日はあきちゃん来ないね」
「そうだな。どうもこの前の失恋試合から避けられてる気がする」
そういやあきちゃんと凛君先生も幼馴染だったよな。
やっぱ幼馴染の間に割り込むのは難しかったか。
「残念だね。良い子だから私も好きなんだけど」
「あー、そうそう。お前が西中の一個下はチームワークもいいからパス回しが良いし、シュートも上手いとか言うから、俺、意識してあきちゃんを目で追うようになったんだ」



