【完】両想い予備軍 ―みんな誰かに片思い―


やったーっと喜ぶ皆と一緒にはしゃぎながらもすれ違う瞬間、
一瞬だけ凛君と視線を交わす。



――誰にも見つからないように、ホントに一瞬。



でもそのタイミングでいつも幸せな気持ちになる。


私と、凛君だけの、視線だけの会話。



皆を送り終わったら、その視線の交わしたあとの続きが待っている。


そう思うと、胸のときめきは止まらない。

ずっとずっと。