というか、頭が真っ白になる。
侑哉は私の恋愛やら過去やら首を突っ込んできてたから知っているはず。
でも私は、つい最近までの侑哉を何も知らない。
仕事が忙しくて、LINEや電話で済ませてた。
福岡に侑哉が遊びに来る時も、侑哉はバイクの話しかしてこなかったし。
――侑哉だって誰かを好きだったこともある。
これから先だって。
侑哉に彼女が出来たら、私は一人で生きていけるのだろか。
侑哉に迷惑かけてしまうのではないかな……?
侑哉に彼女が出来る。
そう考えただけで不安が押し寄せるのは、私が侑哉から離れられないからだ。
私の方が、依存してる。
ダメだ。
こんなんじゃ、ダメだ……。
夜景も目に入れず、寒さも忘れて、思考の闇に沈んでいく。
こんなネガティヴな自分が大嫌いだ。



