気づいたら窓を見ながらただただ涙を流していた。 何度か長いトンネルを潜り抜け、呆然としていたけれど手の甲で涙を拭く。 部長は電話は取らないって言ってた。 何か理由があって最終まで残れなかったのかもしれないし、 もしかしたら、部長は真くんの願いを聞いて、私じゃ真くんを幸せにできないと思ったのかもしれない。 聞くのは怖いけど、でも。 ――気持ちだけは伝えたい。