呼ばれたことも無い、けれどよくよく知って声に後ろから声をかけられた。
嫌な予感しかしないんだけど……?
「今から帰るなら、送って行くよ。会社の車だけど」
気が重たいけど、いやいや振り返ったら案の定、その車にはでかでかと『光の森』と書かれていた。
「有沢さん」
今後一切会いたくない人ナンバー1の有沢さんに声を掛けられて、作り笑顔さえ浮かばない。
有沢さんはにこにこ笑顔なのに。
「何でこんなところに居たの?」
「――有沢さんこそ」
「俺は絵本の納品と新作の動物図鑑絵本の売り込みです」
機嫌が良いのを見ると、営業が上手くいったのだろうって分かる。
「そうですか、じゃあ、失礼します」
目の前のバス停を名残惜しげに見ながら、有沢さんから見えない場所まで歩こうと決意した時だった。
「明美は、今日はちゃんと出勤した?」
嫌な予感しかしないんだけど……?
「今から帰るなら、送って行くよ。会社の車だけど」
気が重たいけど、いやいや振り返ったら案の定、その車にはでかでかと『光の森』と書かれていた。
「有沢さん」
今後一切会いたくない人ナンバー1の有沢さんに声を掛けられて、作り笑顔さえ浮かばない。
有沢さんはにこにこ笑顔なのに。
「何でこんなところに居たの?」
「――有沢さんこそ」
「俺は絵本の納品と新作の動物図鑑絵本の売り込みです」
機嫌が良いのを見ると、営業が上手くいったのだろうって分かる。
「そうですか、じゃあ、失礼します」
目の前のバス停を名残惜しげに見ながら、有沢さんから見えない場所まで歩こうと決意した時だった。
「明美は、今日はちゃんと出勤した?」



